変数について

Jobarrangerでは「ジョブ変数」と「ジョブコントローラ変数」という二種類の変数をジョブの稼働時に利用することが出来ます。
これらの変数は各アイコンの用途に応じて、ZabbixやJob Arrangerが保持するリソース情報や、利用者が独自に定めた情報を「環境変数」として使用出来ます。
これにより、定型化(部品化)したジョブネットが作成可能になり、色々なところでジョブネットの再利用が可能になります

ジョブ変数

ジョブ変数とは、ジョブアイコン内でのみ環境変数として使用可能な変数の事を指します。
  • (1)使用用途
    ジョブアイコンで実行されるコマンドならびにコマンド内部で呼び出されるプログラムで利用者が独自に定めた情報を参照したい場合に使用します。
  • (2)有効範囲
    ジョブアイコンで実行されるコマンドならびにコマンド内部で呼び出されるプログラム内で環境変数として参照することが出来ます。
    ただし、ジョブ変数は他のアイコンへ継承されないので、後続のアイコンで参照することは出来ません。

実行コマンド内での有効範囲

実行コマンド内での有効範囲

ジョブネット内での有効範囲

ジョブネット内での有効範囲
  • (3)設定方法
    ジョブ変数の設定については「5.5.1 ジョブアイコン」をご参照ください。
  • (4)変数値変更
    ジョブネット実行後、ジョブがエラー停止した際に変数を変更して再実行したい場合等に、設定したジョブ変数の値を変更したい場合は「実行ジョブ詳細画面」のコンテキストメニューより「変数値変更」を選択することで変更することが出来ます。
    (「7.4.5 アイコンの変数値変更」をご参照ください。)

ジョブコントローラ変数

ジョブコントローラ変数とは、ジョブネット内の全アイコンで環境変数として使用可能な変数の事を指します。
ジョブコントローラ変数には既存のジョブコントローラ変数(「表 5-4 ジョブコントローラ変数一覧」をご参照ください。)と、ジョブコントローラ変数アイコンにて定義されたジョブコントローラ変数(「5.5.4 ジョブコントローラ変数アイコン」をご参照ください)の二種類が存在します。
なお、ジョブネット内において既存のジョブコントローラ変数とジョブコントローラ変数アイコンで定義されたジョブコントローラ変数は同じように取り扱われます。
  • (1)使用用途
    以下の場合に使用することが出来ます。
    ・ZabbixやJob Arrangerが保持するリソース情報や、利用者が独自に定めた情報をジョブアイコンの実行コマンド内やホスト名で参照したい場合
    ・条件分岐アイコンの比較値として使用したい場合
    ・計算アイコンによって参照した値を変化させたい場合に使用されます。
  • (2)有効範囲
    ジョブアイコンで実行されるコマンドならびにコマンド内部で呼び出されるプログラム内で環境変数として参照することが出来ます。
    ジョブコントローラ変数は他のアイコンへ継承されるので、後続のアイコンで参照することが出来ます。
    また、ジョブネットアイコンで呼び出したサブジョブネットにも継承されます。ただし、サブジョブネットのジョブコントローラ変数は親ジョブネットへは戻されません。

実行コマンド内での有効範囲

実行コマンド内での有効範囲

ジョブネット内での有効範囲

ジョブネット内での有効範囲
  • (3)設定方法
    ジョブコントローラ変数の設定方法については「5.5.4 ジョブコントローラ変数アイコン」をご参照ください。
    各アイコンでの参照方法については「5.5.1 ジョブアイコン」「5.5.2 条件分岐アイコン」「5.5.8 計算アイコン」をご参照ください。
  • (4)変数値変更
    ジョブネット実行後、ジョブがエラー停止した際に変数を変更して再実行したい場合等に、設定したジョブコントローラ変数の値を変更したい場合は「実行ジョブ詳細画面」にてコンテキストメニューより「変数値変更」を選択することで変更することが出来ます。(「7.4.5 アイコンの変数値変更」をご参照ください。)